【Queen】ボヘミアン・ラプソディー観ました
クイーンといえば小学生のころ大好きで、当時キムタク主演のドラマ『プライド』で"Born To Love You"が使用されたため(?)勢いで発売された『ジュエルズ』というベストを何度も聴いていました。
なぜかその後スタジオアルバムは"Night At The Opera"と"JAZZ"くらいしか聴かず、深堀りもしていなかったのですが。
・・・アルバム全部欲しい…と思わせるようなすごい映画でした。
どこがすごいか。(以下若干ネタバレ含むかもです)
①メンバーが激似
よく見つけてきたなあというくらいメンバーが似ている。
見た目もそうだし、ブライアン・メイの仙人のように落ち着いた声音も再現されてる。ジョン・ディーコンの才能あるけど普通の人っぽいところとかもよく出てる。
さすがにフレディは一番見慣れてるので違うところも目につきますが、再現度でいうとピカイチの映画ではないでしょうか。
そういえば最近だと見た目も声もザ・ストラッツのルークがフレディに似てるなーと思いました。
②レコーディング映像が楽しい
オアシスのスーパーソニックとかもそうですけど、ファンにとっては聞きなれた音源がどう録音されたかって見ててめちゃくちゃ楽しいんですよね。特に表題曲ボヘミアン・ラプソディのレコーディングなんか、録音技術も今とくらべて劣るあの時代によくやったなあと関心することしきり。"Another One Bites the Dust"が生まれる瞬間なんかもあって面白かったです。
こんな感じでデイヴィッド・ボウイの映画とかないかなー。"Heroes"のレコーディングとか見てみたい。
③ライブ作品でもある
ライブシーンが度々出てくるんですが、これが本格的。ライブエイドのシーンではすんすん鼻水すすってる人が散見されました。応援上映に行きたくなる気持ちもわかる。音も見せ方も最高でした。
④悪い部分も見せるところは見せる
フレディを下手に肯定的に描きすぎず、フィクションもあるものの基本的には現実に即して描いている(と思われる)。現在のメンバーの確認も取っているみたいなので、お墨付きのようです。だからこそ、すっと感情移入できるのかも。しかし、あれだけいろいろあったのにヒット曲を出し続けたのは流石だなぁ…。
ストーリーがしっかりしているのでクイーン知らない人が観ても多分おもしろいんじゃないかと思います。上記の『ジュエルズ』とか(できれば『グレイテスト・ヒッツ』)聴いておけば大体予習もできるので、一聴してから劇場へGO。
- アーティスト: クイーン
- 出版社/メーカー: ユニバーサルインターナショナル
- 発売日: 2011/01/12
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・・・それにしても、こうやってバンドの歴史を見てから曲を聞くと、なんだか予言めいたところがあってすげえなあと思う次第です。
ボヘミアン・ラプソディの一節↓
Mama, didn't mean to make you cry
if I'm not back again this time tomorrow
carry on carry on as if nothing really matters
ママ、泣かせるつもりじゃなかった
明日俺が帰らなくても
どうか生き続けてほしい 何事もなかったかのように
Too late, my time has come
Send shivers down my spite
Body's aching all the time
手遅れだ 時は来てしまった
背中を震えが端って
体中が痛い
Goodbye everybody, I've got to go
Gotta leave you all behind and face the truth
Mama I don't wanna die
Sometimes wish I'd never been born at all
みんなさようなら もう行かなきゃ
君達の元を去って真実に向き合わなければ
ママ、死にたくないよ
時々生まれてこなきゃよかったって思うんだ
そんなん泣くじゃん・・・