南極猿手帖

だいたい音楽の話(邦:洋=2:8くらい)をしている人です。ライブに月1~3回くらい行ってます。

ICカードをねっちょりタッチすんな

ICカードをねっちょりタッチする人 各位

 

ねっちょりタッチしないでいただきたいです。

 

21世紀の駅の改札はSuicaManacaToicaなどのICカードをもって成り立っています。定期券は言うに及ばず、チャージさえしておけば即座に改札を通過できます。非常に便利な代物です。

 

ICカードの利点はチャージさえしておけばいちいち切符を購入せずに済むということのほか、その圧倒的スピード感が挙げられます。なにしろタッチするだけなので、切符と比較しても出し入れの手間がかからない分、速さには大いに部がある。

 

はずなんですがたまにこのICカードをもってしても改札の通過が遅い人がいます。「ねっちょりタッチする人」です。なんというかこう、執拗にしっかりとタッチするのです。不逞の輩です。こころなしか手から粘液が滴っているような気さえします。

 

ICカードを読み取りポイントにかざした後、いらんくらい手はその場に留まり続けます。なんならICカードを持つ手だけを残して胴体は改札をずんずん進んでいきます。最終的には次のバトンを待つリレーの走者のごとき姿勢が出来上がりです。

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ラッシュ時の改札はスピードが命であるにもかかわらず、そいつはねっちょりと読み取りポイントに留まりつづけ、しまいには次の人がいざ「ピッ」せんとするそのときに大きな障害となって立ちふさがります。スマートな導線はその場で途切れ、次の人が一瞬ひるんだ遅れが波紋となってその後の流れを大きく乱します。渋滞の先頭を垣間見た気分です。

 

 

 

いいですか、ほんの一瞬、ほんの一瞬タッチするくらいになりなよ。

それが人間、えら過ぎもしない、貧乏過ぎもしない、ちょうどいいくらいってとこなんだ。

 

 

 

でも横着してぶっといパスケース越しにふわっとタッチして案の定反応せずブーっと鳴って列を乱す輩も同様に遺憾です。そのパスケース、鈍器?