南極猿手帖

だいたい音楽の話(邦:洋=2:8くらい)をしている人です。ライブに月1~3回くらい行ってます。

平成最後のASKAのMCも面白かったので思い出して書いてみる【4/30(火)名古屋レポ】

平成最後のライブは奇しくもASKAとなり、洋楽厨のアイデンティティがぐらぐら揺らぎつつあるんですけど、さておきライブは大変満足だったのでMCを中心に思い出し思い出し書いてみます。今回もおぼろげな記憶頼りにやってるとこなんで相当間違ってるとおもいますがよしなにー。

 

Made in ASKA

Made in ASKA

 

 

愛知県芸術劇場にて行われたツアーラストは平成最後の4/30(火)。

今回セトリは前回の名古屋とほぼ同じで、それだけにYAH YAH YAHと急遽演奏したラスト1曲がめちゃくちゃ盛り上がりましたねー。あと個人的にやっぱり「いろんな人が歌ってきたように」が本当に最高だった…。「晴天~」もずっと好きな曲だからうれしいし、「はじまりはいつも雨」は前回より声が出ててより入り込めました。いやーよかったよかった。

 

では以下、MCの思い出し書き。

 

・(開幕)待たせたね

 

・なんと今日、平成最後ですよ。これね、誰も考えてなかったの。カレンダー見ながら気づいた時は、「俺やっぱ持ってるな」って

 

・あんまり剣道やってますなんてステージで話したりしないんですけど…実は今度剣道の全国大会出るんですよ。俺強いんだよねっ。うちはほら、親父も剣道やってるから。やっぱり親子って似る部分があるんだなと思う。よく「歳取ったら親父に似てきた」なんて言いますけど、そうじゃなくて、本当は元々似てたんだと思う。だって、遺伝子に全部そういう情報が入ってるわけだから。ちなみに90になる親父も大会に出場するんですけどね、それぞれ部門が違うから、できれば親子そろって優勝したいな、なんてね。

 

・ツアーも最後ですね。今日名古屋は追加公演なんですけど、その前に武道館と大阪があったんですね。今回のツアーそれまでとてもいい演奏ができていたな、と思っていて、いざ武道館。僕風邪引いちゃったんですよ。もう、なんでこのタイミングでって感じで。その時はもう、ここだけとにかく乗り切ろうって、点滴2つも入れてどうにかやってたんですけど、もう汗がすごくて。この時のが映像になるみたいなんで見ていただければと思いますけど、ジャケットに写ってるのは模様じゃなくて汗なんで(笑)。それで大阪公演の時にはもう全然声が出なくて、もう身振り手振りで手話を歌詞代わりにしちゃったりなんかして。

 

・ここにいる人、ほとんど知らないだろうと思いますけど、実は去年配信で6曲くらい出してたんですよ。知らないと思いますけど。それでね、実はもうほとんど曲はできてるんで、12、3曲くらいにして…2月くらいにはアルバムに仕上げたいなと思ってたらもう4月なんですけど(笑)いや、ほとんどできてるんだよ、あとちょっと。

 

・曲の歌詞って、やっぱりその時代の流れに合わせるものなんですよ。伝えたいこと、普遍的なところはいつだって同じなんですけど、歌ってることはその時代に合わせたものになる。だから、10代、20代の人が「この長い髪とても似合うでしょう 薄目に引いた紅がきれいでしょう」なんて聞くと「え"っ?(妙にうわずった声)」ってなっちゃうと思います。

 

あれ、俺なんでこんな話してるんだっけ?

 

・世の中を2つにわけることって簡単だと思ってて、それは何かっていうと「自分とそれ以外」っていう、それだけなんですよ。

 

・「その時を守っているもの」っていうのがあると思ってて。今日もステージ上がる前に「今日のステージも何事もなく無事に終わりますように。願わくば、このままシンガーとしてステージに立ち続けられますように」ってお願いしてきたんですけど。そういう「信じる人にとっては存在する、信じない人には存在しないもの」ってあると思います。わかりやすいところで言うと、幽霊なんかがそうだと思うんですけど。信じる人にとっては、存在する…ほら、あなたの隣にも…笑。でも信じない人には存在しない。それでね、ある時を境に、あぁ人生ってそういうもんなんだって思うようになったんですよ。例えば、「願う」って言葉がありますけど、願ってるうちはどこかやっぱり信じきれてない部分があるわけで、そう考えちゃうともうそっちに引っ張られていっちゃう。そうじゃなくて、「こうなるんだ、未来はこう決まってるんだって思ってしまえば自然とそっちに向かっていくんだなあって。それでね、そういう風に目標というか、目指してみようかなと思うのが…60代でまたブレイクしてやろうと思ってるんですよ。

 

・人それぞれ名刺みたいなものがあって、なんとかのなんとかです、とか肩書きみたいなものを持ってますよね。俺は「SAY YESの人」なんですけど。その前はモーニングムーン、その前は万里の河っていう。

 

・(1部・2部制ともぐもぐタイムの説明の一環で、観客をトイレに促しつつ)膀胱っ…膀胱じゃない。(ここ一、二の爆笑だった)ほら限界ってのがあるじゃない。さっき10代、20代って言いましたけど、50代、60代の人もいるわけで、もうなんか破裂しちゃうかもしれないしねっ。

 

・(メンバー紹介、澤近さん(Pi))昔音楽にコンピューターが入ってきた瞬間を目撃したんですよ。当時はコンピューターっていうとピコピコした音だと思われてたんですけど、実際に見てみるとそんなことなくて、「これから絶対データの時代になっていくな」って思って。それで、自分でも少しずつそういうものを扱ってみるうちに、自分のコード進行のクセなんかを見直してみたりしてたんですね。スタジオに入ると、納得できるまでアレンジできるときもあれば、手直ししきれないときも出てくるんですよ。ある日、メロディは気に入ってたけどコードは簡単なものしかつけられない状態で彼(澤近さん)に渡したものがあって、後日それを聴いてみたら、こう…「♪~私は今~…プラーイド…(今井美樹の方。前の公演でもやってた)」と。いや、「こうも化けるか」って思ってさ。彼がいなかったらプライドがあんな風にできることもなかったです。

 

・最近出歩く時はツイッターなんかで見られてないか検索するんだよね。ASKAがここを歩いてたとか言われてることがあるし。前なんか、その場にいないのに目撃情報上がってたことがあってさぁ!誰だよ、っていう。なんか麻布(?)でアナウンサー口説いてたとか言われてさあ、いや誰だよ!っていう。(笑)そういや昔CHAGEに関しても噂が広がったことがあるんですけど、その噂言い出したの俺だから。

 

・(コーラスの藤田さんへの声に対し)内の女性陣に手出すのは許さないからね!

 

・実は秋にもツアーを予定してるんでよろしくお願いします。

 

・今日の夜は「令和おめでとう」なんてやるのかな。言っとくけど俺はやるから、思い出したらいっしょに祝いましょう。

 

アンコールのためにいったん引っ込みます!

 

・「どの曲が一番お気に入りですか?」って聞かれると、「作曲家にとってはどの曲も自分の子供みたいなものだから、どれが一番なんてありません」と言うのが模範解答みたいなところがあって、俺もそう答えてた時期があったんですけど...ま、正直そんなことないんだよね!(笑)やっぱ「これは良く出来たな」ってのはあるよ。本編の最後にやった「歌になりたい」って曲はそうだし、その前はこの曲でした。(→UNI-VERSEへ)

 

・アンコール終了後、BGMも流れて閉幕モードの最中、「待って待って、いったん止めて。あのさ、あれやろう。リハーサルで何回かやったけど一回も演奏しなかったやつ。...ごめんなさい、もう一曲やらせてください」(→予想外の展開で会場大盛り上がりの後、もう1曲演奏。すいません曲名が思い出せません)

 

・(突然の曲追加のため急遽スタッフが準備しつつ)照明はFUKUOKAみたいな感じでいいや。さて、日本一の照明の腕の見せ所ですよー!

 

また会いましょう。

 

 

 

 

さてー。思い出せるのはこれくらいなんでそろそろおしまいにします。

 

前回、2月のコンサートの時のMCはこの記事でどうぞ。↓

https://aognotes.hatenablog.jp/entry/2019/02/28/181929

 

 

次、令和初のライブはBRMC。楽しみー。