南極猿手帖

だいたい音楽の話(邦:洋=2:8くらい)をしている人です。ライブに月1~3回くらい行ってます。

2億年ぶりに歯医者に行って頭の中がメタルフェス

10恒河沙(ごうがしゃ)年ぶりに歯科医に行ったんですけど、あの治療イスに座った瞬間、脳内で演奏が始まりました。

歯医者のイスってなんかこう、刑が執行される感すごくないですか?感電死させられる電気椅子っぽいし、治療椅子についてる器具とかは解剖に使えそうなメカニカル感にあふれてる。絶対殺される。

 

あの椅子に座った瞬間、死刑執行を待つ囚人のような気持ちになり、頭の中をよぎったのはアイアン・メイデン"Hallowed Be Thy Name"。


Iron Maiden - Hallowed Be Thy Name (live)

 

邦題を"審判の日"という、絞首台で刑を執行される死刑囚の目線で歌われる曲。

絶望や悲哀を感じるイントロ、メタル屈指の名リフ、そして血がたぎる展開。かなり長めの曲ですが、冗長さを感じない名曲です。

 

 

しかし、歯科検診が始まってからはそれどころではありません。歯をガチャガチャ器具で、歯茎をつつかれ、謎の器具でゴリゴリ削られ(虫歯ではない)口内はズタズタ、とにかく痛い。頭の中もごちゃごちゃして、なんにも考えられないよぉ…

そんな感じで検診中に脳内をよぎった曲はみんな大好きカーカスの"Unfit For Human Consumption"。歌詞はよく知らないというか読んでもわからないんですけど、この曲のMVの様子が今の自分とマッチしておりました。


CARCASS - Unfit For Human Consumption (OFFICIAL VIDEO)

 

 

さて、歯科検診では歯の掃除もしてくれます。歯ブラシでは及ばない汚れを器具でゴリゴリ取り除いてくれるわけです。最終的にズタズタになった歯茎から多量の出血がみられ、口をゆすいだ時の真っ赤なこと。これはもう"Raining Blood"と言っても過言ではありません。


Slayer: Raining Blood

 

 

しかしやがて検診は終わります。長かったような短かったような、痛みと達成感に溢れつつ、清算を済ませるため、カウンターへ。

 

 

「次回、検診の続きのご予約はいつにされますか?」

 

 

"黒い安息日"


Black Sabbath - "Black Sabbath"

 

 

 

そんな感じで今週の水曜日、再び検診に行ってきます。悲しいけど、現実。


Metallica - Sad But True [Official Music Video]

 

 

 

魔力の刻印

魔力の刻印