鬱アルバム&暗い曲をひたすら挙げていく②
暗い曲を聴いていると根暗の精神が顔を出してキャッキャッと大喜びする習性があります。
さて前回の記事↓から間が空きましたが、暗い系のアルバム&曲紹介②になります。
前回記事を書いたときは、「鬱々とした」暗さをテーマに書いていましたが、今回は「美メロ系の暗いアルバム」も含めて考えてみたので、前回よりは「死にたくなる度」は低めかもしれませんが、おすすめの暗いラインナップを取り揃えておりますので、よしなにー。
■Travis "12 Memories"
前回の記事でこれを忘れてたのが不思議。全曲曇りの天気のような暗さ。グランジみたいなドス黒さはないけど、悲しくて美しい曲という意味では一級品。
"Somewhere Else"はイントロで死ぬ。
Travis - Somewhere Else (Official Audio)
■R.E.M "Automatic For The People"
実は聴いてみるとそこまで暗い作品ではないのだが、「カート・コバーンが自殺した際に聴いていたアルバム」というエピソードのためにダウナー系アルバムと思われている感がある。聴いていると浮遊感というか、白昼夢にいるような心地よさを感じる不思議なアルバム。名盤。
R.E.M. - Drive (Official Music Video)
■ James Blake "James Blake"
- アーティスト: James Blake
- 出版社/メーカー: Republic
- 発売日: 2011/03/22
- メディア: CD
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狭い部屋に閉じ込められているようでいて、同時に広がりも感じられる不思議なサウンド。ダブステップは全然詳しくないが、レディオヘッドにも通じるサウンドの前衛性と、一人で膝を抱えて聞きたくなるような哀愁を兼ね備えていてナイス。
James Blake - The Wilhelm Scream
■Dave Navarro "Trust No One"
- アーティスト: デイヴ・ナヴァロ,ルー・リード
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2001/06/27
- メディア: CD
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ミクスチャーロックの雄、ジェーンズ・アディクションのギタリスト、デイヴ・ナヴァロのソロ作。ちなみにレッチリでは6th"One Hot Minute"期のギタリスト。
サウンドはザ・オルタナといったところで、陰鬱ながらも色彩豊かなギターの音色が躍る。意外とボーカルも上手い。
何気にヴェルヴェッツの"Venus In Furs"も収録されていてナイス。
不穏なジャケット、ダウンチューニングされたギター、ベンベン鳴るベース。ニューメタルの筆頭コーンの1stは息苦しい暗さであふれている。特に"Daddy"はボーカルのジョナサンが虐待などの経験を歌ったものだそうで、壮絶。ライブでは危なくてなかなか演奏されないらしい。
こっからは曲。
■Nirvana - "Something In The Way"
Nirvana - Something In The Way (lyrics)
初めて聴いたときは「名盤と呼ばれるアルバムにこんな曲が入っていていいのか…?」と思った沈鬱な曲。チェロの音もナイス。
■Giovanni Allevi - "Come Sei Veramente"
Giovanni Allevi - Come Sei Veramente
打って変わって繊細なピアノソロを。読み方はそのままコメ・セイ・ベラメンテでいいっぽいが、グーグル翻訳したら「調子はどう?」と出てきたので曲の意味するところはよくわからない。
■Radiohead - "Karma Police"
あまりにも有名な名盤"OK Computer"からのあまりにも有名なシングル。アコースティックな響きが美しいしうつうつしい。
■Ryan Adams - "Political Scientist"
Ryan Adams - Political Scientist
この時期のライアン・アダムスは空間を感じさせる茫洋とした音作りがなんだか好き。
■Crowded House - "Four Seasons In One Way"
Crowded House - Four Seasons In One Day
オーストラリアの老舗バンド、クラウデッド・ハウスの曲。暗いというか完成度の高いマイナー系ポップス。 フォークソングにもなりそうな美メロだと思う。
■Soundgarden - "Fell On Black Days"
Soundgarden - Fell On Black Days (Official Music Video)
冒頭の"Whatsoever I've feared"から実にクセになるメロディ。
■System Of A Down - "Lonely Day"
System Of A Down - Lonely Day (Official Video)
暗さが分かりやすすぎてむしろちょっと笑えなくもない。
■Paul McCartney - Junk
Paul McCartney - Junk (2011 Stereo Remaster)
トラディショナルソングみたいに美しくて暗いメロディ。
■Velvet Underground - Venus In Furs
velvet underground - venus in furs
この調性感の無さ。初めて聴いたときはお経のような曲だなとちょっと怖かったが、気分が沈んでいるときに聴くとなんだか超越したような気分になる。疑似ドラッグ。
■The Vines - Autumn Shade Ⅱ
The Vines - Autumn Shade II (Lyrics In The Video)
そこまで暗い曲ではないが、ド級に美しいので選んだ。ヴァインズは最近あまり名前を聞かなくなったけど、この曲はビートルズ級の芸術性があると思う。
■Alice In Chains - Heaven Besides You
Alice in Chains - Heaven Beside You
張り詰めた緊迫感にサビの美しいメロディが印象的。
さて最後に、暗い曲もいいですが、マジで死にたくなったら筋少のこの曲でも聴いてリラックスしてほしいなと思います。ではー。