県に興味が、無い
地理が壊滅的に弱い。
何県に何があるのかいまいち興味が持てない。
地域の名産だのご当地土産だのという話になったときの話のネタが極端に少ない。
温泉がどこに沸いているとか、ここの土産はこの和菓子が有名とかそんなハイレベルな話ができないのは言うに及ばず、正直日本地図上のどこに何県があるのかさえ怪しい始末。
明日からこっそり宮城県と宮崎県が「俺たち、入れ替わってるー!?」になっても事件ですらない。
島根と鳥取が微妙に入れ替わって鳥根と島取になってもいっこうに差し支えない。
香川県は小さい。
神奈川県と愛知県が消え、横浜県と名古屋県が代理を務めることになったら、きっと納得の嵐が吹き荒れる。
三重県が二重になったらさすがに気づく。四重になったら画数が増え、五重になったら塔になればよい。
香川県は小さい。
国道の何号線がどの辺を通っているかも知らない。というか日本国を走る道路はすべからく国道で良いと思う。れっきとした日本の道路だ。
ところで地理が弱いと他人に知れた時の気後れ具合が比類ない。
みんなが旅行で日本全国の地理の知識を深める中、自分は自分の生活範囲の地理しか知らない。世間知らず感が最もよく表れる分野と言える。
「〇〇県と言えば、△△」。
△△には「日本」しか入れようがない。
日本列島に位置していることはおおかた間違いない。
地理の話題を振られたときは持てる知識を総動員して「わかる感じ」を演出するよりほかない。
持てる知識とは、
「北は寒い、南は暖かい、日本海側は寒く、太平洋側は暖かい」これにつきる。
青森は間違いなく寒い。
沖縄は温暖と見える。
愛知は中間で手を打つ。
そんな中、岐阜が寒かったりするのが非常に迷惑である。
中部地方としての自覚をもってほしい。
どっちつかずのモヤッとした空気が漂っているべき。
県庁所在地が厄介だ。
度を越して興味がない。
県庁以上に取るに足らない存在がない。
県名と県庁所在地名が異なるところは速やかにお引き取り願いたい。
甲府市は一生覚えられない。
津市が大津市より格下なのは字を見れば明らかだと思う。
今日も香川県は小さい。
ICカードをねっちょりタッチすんな
ICカードをねっちょりタッチする人 各位
ねっちょりタッチしないでいただきたいです。
21世紀の駅の改札はSuica、Manaca、ToicaなどのICカードをもって成り立っています。定期券は言うに及ばず、チャージさえしておけば即座に改札を通過できます。非常に便利な代物です。
ICカードの利点はチャージさえしておけばいちいち切符を購入せずに済むということのほか、その圧倒的スピード感が挙げられます。なにしろタッチするだけなので、切符と比較しても出し入れの手間がかからない分、速さには大いに部がある。
はずなんですがたまにこのICカードをもってしても改札の通過が遅い人がいます。「ねっちょりタッチする人」です。なんというかこう、執拗にしっかりとタッチするのです。不逞の輩です。こころなしか手から粘液が滴っているような気さえします。
ICカードを読み取りポイントにかざした後、いらんくらい手はその場に留まり続けます。なんならICカードを持つ手だけを残して胴体は改札をずんずん進んでいきます。最終的には次のバトンを待つリレーの走者のごとき姿勢が出来上がりです。
ラッシュ時の改札はスピードが命であるにもかかわらず、そいつはねっちょりと読み取りポイントに留まりつづけ、しまいには次の人がいざ「ピッ」せんとするそのときに大きな障害となって立ちふさがります。スマートな導線はその場で途切れ、次の人が一瞬ひるんだ遅れが波紋となってその後の流れを大きく乱します。渋滞の先頭を垣間見た気分です。
いいですか、ほんの一瞬、ほんの一瞬タッチするくらいになりなよ。
それが人間、えら過ぎもしない、貧乏過ぎもしない、ちょうどいいくらいってとこなんだ。
でも横着してぶっといパスケース越しにふわっとタッチして案の定反応せずブーっと鳴って列を乱す輩も同様に遺憾です。そのパスケース、鈍器?
【槇原敬之】マッキーが語ったDesign&Reasonというアルバムの話
2月の話を4月にします!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マッキーのコンサートに行ってきました。
マッキーは好きなんですけど、ファンとは公言しづらい程度。
オリジナルアルバムはほとんど聴いたことがなく、知っているのは最初期の有名曲と予習のために聴いたごくごく最近の曲のみ、とそれくらい。
でもなんとなくチケットを申し込んだらなんとなく取れたのでなんとなく行くことに。
ところが、数日前になってこれがニューアルバムのツアーだということに気付き、急きょ予習を始めます。
ニューアルバムはその名も『Design & Reason』。
3周もすれば結構曲も覚えてくるところが流石のポップセンスです。
突然 銭湯に テレビの!
カメラが 入ってきても!
隠すことさえ 忘れそうな!
そんな微妙なお年頃
(微妙なお年頃)
なにを言っているのか、それはよくわからないがニューアルバムはなかなか良い。
予習もそこそこに、いざコンサートへ。
全体的な感想としては、
・ステージセットがめちゃくちゃ凝ってた
・知らない曲がとにかく多かった
・でも「2つの願い」は聴けた
・年代の幅が広かった
・BEAMSとコラボしたステージ衣装が印象的
とそんな感じ。
さて本題。
今回のニューアルバムについて、そのコンセプトから語った内容が印象的だったのでちょっと思い出し思い出し書いてみます。(多分結構間違ってますが。)
【Design & Reasonというアルバムについて】
●そもそもは、母親からきたLINEに端を発するんですけど。誕生日の前日ですよ、母親からなんか恐ろしいLINEが入ったんですね。
それが「あんたは雷が鳴って雨がふりしきる嵐の日に生まれた」っていう内容で。
「ええ・・・・?」と。
突然そんなLINEが来てどう返事したものかという感じだったんですけど、それを読んでいるうちに、ハッ!とこういうイメージが飛んできたんですね。
空のうえで、神様が僕を作って、これから世に生まれるというときのことで。神様がすごく心配そうに見てるんですけど、「これからこういう姿で、こういう場所に、こんな風に生まれるために、行ってきます」って僕が行って、出発するっていう。
本当に一瞬のことだったんですけど、幽体離脱みたいにそのイメージが見えて。なんとなく「こういうアルバムを作りたいな」と思ったのが始まりです。
ほら、だって、(自分の顔を指しつつ)もう少し作りようがあったと思うんですけど(笑)。例えばね、福山雅治くんみたいな顔に生まれてたりしたらもうだいぶ違ってたんじゃないかと。
でも僕はこういう風に生まれてきた。
だから僕は「歌を歌って、それをみんなに届けるために、こういう形で生まれてきたんじゃないか」と。そういう風に人が今の姿で生まれてくるのには理由があるんじゃないかなっていうのがコンセプトになっています。
●ある日朝方まで曲を作ってて、ふとマックが食べたくなったもので、新宿(?)のマックに買いにいったんですね。そしたら店員さんに「いつも応援してます」なんて言われちゃって。別に変装してたわけじゃないんでいいんですけど、まあ朝方だし声かけられることもないかなと思って行ったので…。
それで、車に戻ってマックを食べながら外の様子を見てたんですよ。その頃、東京オリンピックが決まったり、築地の移転がもうすぐだったりする時期だったんですね。「あぁ、あの築地がもうなくなっちゃうんだなぁ…」なんて。
そういうことを考えているうち、なんだか他の人が決めた、他の人の未来に合わせて生きてるような気がしてきて。
全部自分で決めてやってみたいなーなんて思った記憶があります。それがこのアルバムにつながっています。
(以上が思い出せる限界でした)
細かい言い回しが思い出せないんですけど、要するに「みんな自分が今の姿にデザイン(Design)されて生まれてきたのには理由(Reason)があるんだ」っていうことを歌うコンセプトでできたのがこのアルバムだったというわけですなー。
単なる自己肯定よりは自己受容というか、そんな感じの印象です。
そう聞いて見るとまたアルバムの曲にも違った印象が湧いてくるから不思議。
...とすると「微妙なお年頃」はどういうコンセプトで生まれたんですかね。加齢の悲哀を感じる内容ではありますがよくわからない。
せっかくなのでジューダス・プリーストで英語を学ぼう
英語の勉強に良いとされるのはビートルズだったりカーペンターズだったりしますが、語彙力を鍛えようと思ったらメタルは結構良かったりします。
YoutuberギタリストのStieve T氏が甘いバラードをカンニバル・コープスの歌詞で歌うという動画を出しているんですが、面白いのでご覧あれ。
Pretty Songs with Death Metal Lyrics!
で、この動画のコメント欄にあったんですが、「メタルの方が(ポップ系より)幅広いボキャブラリーを使ってるよな」という意見が結構あり。たしかにテイラー・スウィフトとかリック・アストリーとか、どの曲も簡単な単語で歌詞が構成されてるなーとか思ったものです。それが駄目ってわけではないし、難しい言葉を使わずに表現するのもまた才能だったりするんですが。
さてそんな感じで、メタルを聴いていると馴染みのない言葉がどんどん出てきて勉強になります。たまたま今ダウンロードフェスに向けてジューダスの予習をしてまして、せっかくなんでジューダス・プリーストで語彙力を鍛えてみようと思った次第です。
そもそもJudas Priestってなんだ?って話ですが、
Judas=ユダ、裏切り者
Priest=聖職者、司祭
なんで、多分に宗教色の強い名前だったわけですな。
では、以下気になった曲名をいくつか挙げてみる。
●Hell Bent For Leather:全速力で
hell for leather、hell-bentどちらも「全速力、必死のスピード、猛スピード」
bent:bendの過去・過去分詞形。
所感…hell bent for leatherはもう超スピードじゃん。
Judas Priest - Hell Bent for Leather (Live Vengeance '82)
●Ram It Down:押し固める
Ram Down:押し固める
所感…このジャケットイメージがすべてな気がする。
●Screaming for Vengeance:復讐の叫び
vengeance:復讐。
所感…メタル系ではよく聞く単語な気がする。あいつらめちゃくちゃ根に持つな。
Judas Priest - Screaming for Vengeance
●Redeemer of Souls:魂の救い主
redeem:①買い戻す、弁済する ②救出する
例えば「Redeem a debt」だと「借金を返済する」。
所感…共通するのは「良い状態に戻す」みたいなニュアンスな気がする。
Judas Priest Redeemer of Souls Full Album 2014 + Bonus Track
●Dissident Aggressor:反逆の侵略者
Dissident:反体制の、反逆の Aggressor:攻撃者、侵略者
所感…Dissidentと聞くとパール・ジャムを思い浮かべるオルタナ脳。
Judas Priest - Dissident Aggressor
●The Hellion:荒くれ
hellion:乱暴者、わんぱく、いたずら者
所感…2つ目以降の訳がかわいすぎる。
Judas Priest - The Hellion / Electric Eye (Live from Battle Cry)
●The Sentinel:番人
sentinel:歩哨、監視員、見張り
Judas Priest - The Sentinel (Live from the 'Fuel for Life' Tour)
●Jawbreaker:顎砕きマン(?)
jawbreaker:①非常に発音しにくい(舌を噛むような)語。②非常に大きくてかたいキャンディー。
所感:上記のどっちの意味でもなく素直にjaw(顎)をbreakするという意味かと思った。あと②はもはや隠語じゃないかと思う。
Judas Priest- Jawbreaker with lyrics
ためになったねぇー。
ASKAのMCが面白かったので思い出して書いてみる
ASKAさんのコンサートに行ってきました。ASKA CONCERT TOUR 2019の公演です。流石に往年の声域と声量どおりではなかったですが、歌唱力と楽曲の良さはたっぷり味わえた良いコンサートでした。
あ、ちょっとセトリバレあるんでご注意を。
1番聴きたかった"晴天を誉めるなら夕暮れを待て"が聴けて最高だったし、"GIRL"がめちゃくちゃかっこよくて「おいおい天才か・・・?あ、天才だった」と思いました。最近の曲もライブで聴くとまたよくて、"今がいちばんいい"は昔のヒット曲だったかな?というくらいの盛り上がりをみせ、"UNI-VERSE"で感きわまるという。特に驚いたのが"いろんな人が歌ってきたように"で迫力がアルバムの時と段違いで、なんというか昔のチャゲアス時代にあった、感情が轟々と押し寄せてくるような感覚を覚えました。多分今風に言うとエモい。この曲で泣いてる人もいた気がしますね。いやーよかった。
新しい曲はこのへんのアルバムからのが多かったです。
そんな感じで曲は良かったんですけど、なんかMCがめちゃくちゃ面白かったんで覚えてる限りで書き起こしてみました。記憶頼りなので結構あやふやなところとか間違ってるところもあるかもしれないですが以下。
・61歳になって初めてのライブです。20代の頃は30越えて音楽やるなんて思ってもみなかったし、実際そういう人はいなかった。矢沢の永ちゃんなんかも「30超えて音楽なんかやらない」なんて言ってたのに今あんな感じだしね。それから時代が日本の音楽に追いついたのか、今こうしてやってるわけなんですけど。
・去年は厄年だったんだけど、盲腸にかかったりとか色々あって。切った部分見せられた時はゾッとしたね。でもまあ厄年とか、自分で無いと思えば関係ないもんで、去年は結局最高の1年だったね。今年も後厄らしいけど。で、関係ないなんて言ったけどやっぱりそういうのはあるんだろうね。だって干支みたいなものって世界中で見つかってるわけだしね。(このあたりからちょっと何言ってるかわからなくなったので諦めた)
・昔は弦楽器(ヴァイオリンとかのストリングス)の人とは会話も無かった。向こうは「自分達は伝統的な(クラシック)音楽、あなた達はポップスでしょ 」という感じで、自分達の方もやっぱりコンプレックスがあったから。でもそれから時間が経って、僕達の音楽を聴いて育った世代の人とこうして一緒にやれています。
・俺って音楽的な背景ってものがなくて。本当にないの。他の人だと、ビートルズに影響受けただとか、ローリング・ストーンズに影響受けたとか、今話題のクイーンに影響受けたとかあるけど、俺にはなくて。もうスポーツ一筋で、そればっかりだったから。ずっと剣道やってたからね。だからラジオから聴こえてくる歌謡曲が全てで、それが好きだったんだよね。でも中学のとき、ふとラジオから流れてきたチャンネルが洋楽なんかをよく流すところで、そこから聴こえてくる音楽っていうのはなんというか、新しい感覚だったんだよね。で、これは俺の持論なんだけどあの時代(70年代)のポップスって本当に良くできてる。80年代に入るとさ、コンピュータが音楽に入ってきて、人間では再現できないことがいくらでもできるようになっちゃう。でも70年代にはそれがなくて、人間がプレイできる範囲でやってるから、メロディなんかもこれしかないってくらい磨かれたもなのになってる。それまでポップスの歴史で蓄積されてきたものの最高潮の時っていうのが70年代の音楽だったんじゃないかと思うんだよね。だからといって80年代の音楽が駄目ってわけじゃないけどね。
・5年目くらいかな、「俺もう作曲できないのかな」ってくらい、出し尽くしたような時期があって。ギター弾いてても同じようなコードばっかり出てきて、そうすると同じようなメロディになって。他の人が作った曲を歌うって話もあったんだけど、自分で作曲して自分で歌うっていうのは、自分の砦でもあったから。で、もう何も出てこないならいっそちょっと違うことやってやろうと思って、弾けもしないピアノで「こうすると三和音っぽいな、これだと四和音っぽい。左手でベースを弾くともっと和音っぽい」っていう風に遊んでたんですよ。そんな風にしてたらできた、初めてピアノで作った曲がこのMoon Light Bluesです。
・去年シンフォニックコンサートっていうのをやって、ああいうのって第1部、第2部ってわけるじゃないですか。それはもう形式として決まっていて。俺自分のコンサートでトイレ休憩なんて考えたこともなかったからさ、言ってよって感じで。だから今からここ(ステージ上)で休憩取りますけど、こっちのことは気にしないで。(トイレとか)行ってきても大丈夫、今はやんないから。いやほんと、気にしないで。
・(途中休憩をステージ上で取り、普通にお茶とお菓子を食べだすという謎の時間中に)どえりゃうめぇがや。
・憧れの人というか、尊敬する人というか、こうなりたいっていうか...うん、やっぱ憧れの人だな、そういう人と初めて会う機会がありまして、デイヴィッド・フォスターっていう人なんですけど。お会いしたとき、彼の仲間は「フレンズ」って呼ばれてるんで、「僕もフレンズに加えてほしい」って伝えたら「じゃあなんか歌ってみて」なんて言われたんですよ。CDも渡したんですけど、「今ここでなんか歌ってみろ!」なんて言われるんで、じゃあなんかやってみようと。そこにあったピアノで、即興で歌ってみたんだけど...これがまたとんでもなくいいメロディだったんだよね!録音はしてないんだけど。そしたら彼も「good!」なんて感じで。なにかなぁ、そういう人と人と繋がりみたいな...そういうものがあってここまで続けてきた気がします。
・俺押しのけられた後についででサイン頼まれたのなんて初めてでびっくりしちゃった。
・(はじまりはいつも雨の紹介で)この曲もヒットしましたよ〜ん。
・俺そんなにヒット曲多いわけじゃないんだけど多いと思われてて得してる
・曲が一人歩きするっていうのを実感することがあって、「プライド」って曲がカラオケでずっと歌われてたりね、俺そんなの全然知らなかったから。曲が一人歩きするってこういうことなんだなぁ、って。プライドね、「私はいま〜(今井美樹の方)」ってね。違うね。(会場爆笑)
・最近憧れの人と会う機会があったんですけど、近いうちにわかると思うんで 「ああこれのことね」って納得してください。
以上、何が面白いかと言われると、まあその場のノリみたいなものがあるんで、要するにライブに行けってことですね。
近いうちにもう一回行きたいなーと思います。
2019.4.11追記
上記の「憧れの人」多分ですけど最近YouTubeで公開された対談(↓)相手の谷川俊太郎さんだったみたいですねー。音楽関係の人かと思ってたんで少し驚きです。
【Download Festival Japan】もうすぐ3月だし出演バンドを本気で予習してみる
あれこれあったDownload Festival Japanですが、ジューダス・プリーストとゴーストの発表によってなんだか好転の雰囲気になってきました。
正直ジューダスは"Breaking the Law"を芝刈りのときに流して"Mowing the Lawn! Mowing the Lawn!(芝刈り!芝刈り!)"と叫ぶと面白いくらいのイメージですが、これを機にしっかり予習をして臨みたいと思う次第。
せっかくのフェスなので一応全部知っておきたいため、できるだけ客観的な目線でまとめてみました。良く知らないバンドなのに具体的なアルバム名を出しているものがありますが、Best Ever Albums(https://www.besteveralbums.com/index.php)のおすすめをそのまま出してるだけなので悪しからず。
◆スレイヤー
今回の目玉と言える。後述のアンスラックス+メタリカ、メガデスと並んでBig Four(スラッシュメタル四天王)の一角。四天王の中でも一番強烈というか凶悪な音楽性で、ハイスピードに絶え間ないピッキング、スケール無視の狂ったギターソロ、残虐な歌詞と、すげえイロモノっぽいのにヘッドライナー級のバンドというレジェンド。なにはなくともとりあえず"Reign in Blood"を聴いておけばひとまずはいいと思う。今回が引退ツアーなので見納めという意味でも貴重。
ご存じ息の長いイギリスの大御所メタルバンド。メタル・ゴッドとはボーカルのロブ・ハルフォードのこと。初期と中期以降で結構印象が変わるんですが、ボーカルが金切声スタイルになったためか。とりあえずベスト盤を聴いて、余裕があれば"Screaming for Vengeance"あたりを聴くと良さげ。最も有名な曲は"Painkiller"。
ツイッターで「ジューダス 最高傑作」で検索したらみんなてんでバラバラのアルバムを挙げててなんの参考にもならなかったが愛の深さはわかった。
復讐の叫び-30thアニバーサリー・エディション-(DVD付)
- アーティスト: ジューダス・プリースト
- 出版社/メーカー: SMJ
- 発売日: 2012/09/26
- メディア: CD
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
00年代には洋楽初心者御用達だったみんなの青春ポップパンクバンド。
パンクと言いつつメンバーのメタル好き(アイアン・メイデン大好きだったり、メタリカのカバーしたり)が昂じて性急かつへヴィーな持ち味が生まれた。4thで普通のポップパンクみたいになっちゃって戸惑ったファンも多かったが、ド級にメロディが覚えやすいので結局好きみたいなとこある。ベストが出てるのでそれを聴くのも良いと思いますが、"Still Waiting"収録のアルバム"Does This Look Infected?"を聴けば41秒で理解できると思う。
Sum 41 - Still Waiting (Official Music Video)
◆ゴースト
日本での知名度が比較的低めな気がするが、グラミー賞も取ってるしコアなファンが結構多いバンド。まず目につく中世(?)的なルックスからしてちょっとイロモノ感あるが、ドゥーム・メタル感ある重めのサウンドにオルガンを重ね、メロディもポップに仕上げている。
ボーカルのトビアス・フォージはキャラクター名で活動しており、長らく「パパ・エメリトゥス〇世」を名乗っていたが最近「コピア枢機卿」になったらしい。聖飢魔IIかよ。
バンド名で検索しても普通にお化けかゴースの進化系しかでてこないので検索のしづらさはラインナップ中ダントツだった。Best Ever Albumsによるとアルバムでは"Meliora"がいいみたい。YouTube上では"Square Hammer"って曲の再生回数が多かった。
前述のスレイヤーとともにスラッシュ四天王の一角。ともすれば四天王の中では一番影が薄い感はあるが、パブリック・エナミーと共演したり実験的な面もあるし、ボーカルは四天王では一番正統派に通るいい声を持ってる(LAメタルとかにいそう)。
四天王の中で(良い意味で)一番馬鹿っぽいところがなんだか癖になる。
曲としては"Caught in a Mosh"、"Madhouse"、"Bring the Noise"を聴くと良さげ。ベスト盤が聴きやすいのでオススメなのと、最高傑作はとりあえず"Among the Living"っぽい。
Anthrax - Caught In A Mosh (Subtitulos En Español)
◆アーチ・エネミー
アークじゃないよ、アーチだよ。
女性グロウル(デスボイス)シンガーを擁する世界的メロディック・デス・メタルバンド。創設者のギタリスト、マイケル・アモットはカーカスに在籍していたこともあり、人物的には好き。速くてへヴィで壮大、ヒロイックなサウンドが特徴。身もふたもないことを言うと非常にクサい音楽だが、刺さる人には刺さるらしい。
いろいろ意見あるみたいだけど2003年の"Anthems of Rebellion"が傑作とのこと。
人気曲は"The World Is Yours" "War Eternal" "The Eagle Flies Alone" "Nemesis"あたりっぽい。というか再生回数すごいですね…
ARCH ENEMY - The World Is Yours (OFFICIAL VIDEO)
◆ライク・ア・ストーム
兄弟3人+1の4人組ハードロックバンド。1人の疎外感すごない?英語版ウィキによるとポスト・グランジっぽい音楽らしい。
色々見てみたところアルバムは"Awaken The Fire"の評価が高いっぽい。YouTubeで一番再生多かった曲は"Love The Way You Hate Me"。「あんたの俺の嫌い方が好き」。STORMのMはそういうMか。
LIKE A STORM - Love The Way You Hate Me (Official Music Video)
◆ヘイルストーム
女性シンガー擁するアメリカのハードロックバンド。重すぎず、割と伝統的なハードロックで聴きやすめとのこと。 「ストーム」のつくバンドが2組いて当日の天候が心配なんですけど。
Best Ever Albumsによると"The strange Case Of..."というアルバムがいいっぽい。このアルバム収録の"I Miss The Misery"という曲が6000万再生いってた。
さておきファーストアルバムのジャケットがださい。
↓ファースト。
Halestorm - I Miss The Misery [Official Video]
◆アマランス
スウェーデンのメタルコアバンド。ボーカルが3人いるんだけどうち1人が「グロウリング」(要はデスボ)担当って書いてあった。専門職なのかよ。
ユーロビートとメタルのハイブリッドっぽい音楽。
アルバムは"Massive Addictive"が評価高いみたい。(このアルバムから路線変更したっぽいので日本のAmazonだと評価低めだったけど)それはそうとこれ以外のアルバムジャケットのB級SF映画感がすごい。
曲では"The Nexus" "Amaranthine" "Hunger" "Maximize"あたりの再生回数が多かった。
◆マン・ウィズ・ア・ミッション
オオカミ。
そんな感じで、正直元々見たかったの以外あんまり聴けてないですがちょっとずつ押さえていきたいなーと思う次第。
そういえばオジーのキャンセルでザック・ワイルドも来ないんでしょうかね。来ないんでしょうね。
最近聴いたアルバム 1月~2月
①Gregory Porter "Take Me To The Alley"
- アーティスト: グレゴリー・ポーター
- 出版社/メーカー: Universal Music Division Decca Records France
- 発売日: 2016/05/06
- メディア: MP3 ダウンロード
- この商品を含むブログを見る
ブルー・ノートのセレクションに"Liquid Spirit"が入ってたところから知ったジャズ・シンガー。新鮮さがあるわけではないけど温かみのあるボーカルが癒しだった。ダブル・ベースの音が心地よい。当たり前だけどLiquid Spiritは入ってない。
②Portico Quartet "Isla"
これはちゃんと書きたいアルバムですが、最近注目Gondwana Records系列のジャズカルテット(これはゴンドワナリリースじゃないけど)。ハムドラムを用いてて、ゴゴペンとかより怪しげな雰囲気が漂う。サックスが入った編成は正直あまり好みではないのですが、これは良かったです。
③e.s.t (Esbjorn Svensson Trio) "e.s.t Live in London"
エスビョルン・スヴェンソン没後何年だかを記念してのライブ盤。多分"Viaticum"期のツアーのライブと思われる。洗練された中に冒険心とキャッチーさのある完成度の高いライブ。いつまでも聴いていられる。Viaticumはかっこいいフレーズ多い名盤なのでライブもめちゃくちゃ良き。
④Queen "The Works(Deluxe Edition)"
40th記念のボックスなのでボーナスディスク付。Radio Gaga以外知らなかったので聴きこみたい。
⑤The Beatles "The Beatles (White Album) Anniversary 3CD Edition"
ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)(3CDデラックス・エディション)(限定盤)(3SHM-CD)
- アーティスト: ザ・ビートルズ
- 出版社/メーカー: Universal Music =music=
- 発売日: 2018/11/09
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る
記念盤を購入。一番好きなビートルズのアルバムだったのでやっぱり買っておきたかった。3枚目はデモ音源で、アレンジされる前の状態が面白き。"Child Of Nature"がいい曲なのに本編には入ってないなと思ったらジョンのソロ曲"Jealous Guy"だったんだなぁというのが一番の発見だった。Mother Nature Sun とのネイチャー被りを避けたんでしょうか。
⑥Peter Doherty "Humburg Demonstrations"
このヘロヘロだけどなんか惹きつけられる感じは本当に独特だなあと思います。儒女性ボーカルとデュエットの曲"Down for the Outing"なんかが良かった。そういえば今度別プロジェクトやるって噂を聞きましたが、リバは?
⑦ASKA "Black & White"
いつものASKAって感じで良きだった。"今がいちばんいい"がめっちゃメジャースケール。
⑧Pixies "Indie Cindy"
長らくの空白期間を経てからリリースされたアルバム。いつものピクシーズなんだけど今のところ印象が薄い。でも "Greens and Blues"の浮遊感あるサウンドは良きだった。
⑨Ringo Starr "RINGO"
ビートルズ感もある聞きやすいアルバムだった。 "Photograph"が良い。
何気にアルバム全体だとビートルズが揃ってたらしい。やっぱり愛されキャラなのか。
⑩Slayer "Hell Awaits"
名前の通り地獄感のあるアルバムで、音が荒いのがまたおどろおどろしさを増してる。タイトルトラックがかなり気に入った。Hell Awaits!!という唸り声をお風呂で真似するのが楽しい。
⑪John Lennon "Sometime in New York City"
「女性は世界の奴隷(Nigger)か」とはじまるアルバム。正直聞きやすいアルバムとは言い難い。ジョン・レノンのアルバムだけどむしろヨーコ作の"Sister's O Sisters"がかわいらしくも力強くていい曲だなーと思った。
- アーティスト: Buffalo Springfield
- 出版社/メーカー: Atco
- 発売日: 1999/02/26
- メディア: CD
- 購入: 2人 クリック: 16回
- この商品を含むブログ (24件) を見る
名盤なので。案外ニール・ヤングのボーカルが少なかった。35分くらいのアルバムなので聴き込みたい。"Broken Arrow"はのちのヤングのアルバム名になってましたね。
⑬Trickfinger "Trickfinger Ⅱ"
これはもうどう聴いたらよいものやら…?どんどんエレクトロでアヴァンギャルドな方向に突っ走っていきますねー。たまにはギターも弾いとくれ。
⑭Iron Maiden "The Book of Souls"
とにかく曲が長い。2枚組って。
⑮BUMP OF CHICKEN "PATHFINDER"
BUMP OF CHICKEN TOUR 2017-2018 PATHFINDER SAITAMA SUPER ARENA (初回限定盤)[Blu-ray]
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 2018/08/08
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログを見る
映像作品ですが。演出、演奏、MC全部完璧。"pinkie"、"Everlasting Lie"はかなりのレア曲では。なぜか"記念撮影"で泣きそうになった。