【東京JAZZ】アヴィシャイ・コーエンとチック・コリアを観た
実は行ってました東京JAZZ。
暦の上では夏最後の日となった8月31日。
ぶっ壊す宣言を受けてホットなNHK、そのお抱えのNHKホールが今回の会場でありました。ホールの外には出店が連なり、香ばしい匂いが鼻孔をつきます。
老若男女の老の比率が若干多いことにジャズフェス特有の雰囲気を感じつつ、本日の開催内容を確認します。どうやら外の無料枠のステージもあり、そこでbohemianvoodooも出演したらしいことをその終演後に知り、後の祭り的な気分になっておりました。祭りの最中なんですけど。
さて、そんな感じだったので観たのはホールで演奏されたアヴィシャイ・コーエン・トリオとチック・コリアの2組のみ。フェスティバルとは一体
■Avishai Cohen Trio
世界で一番好きなベーシストのアヴィシャイ・コーエン。観るのは3回目でしたが、今回は新曲と中期ごろの曲が合わさった聴きやすいセットリストになっておりました。
"One For Mark"から始まり、中期ごろのポップな楽曲が多くかなりとっつきやすいセットリストでした。新作の楽曲もエスニックな雰囲気を含んでてナイスでしたが、過去に見たアヴィシャイ・コーエンのショウでは中期ごろの曲がほとんど聴けなかったのでうれしいところでした。
↑新作。エスニックな雰囲気もあり、「自然」を感じるアルバムでおすすめ。
↑"One For Mark"など名曲揃い。最高傑作かも
■Chick Corea Akoustic Band
曲目としてはスタンダード曲がほとんど。
MCが予想以上にフランクで面白く、最後には名曲"Spain"をみんなで歌うシーンもあり。78歳とは思えない技巧でクールに弾きこなしながらも、ちゃんと楽しみながら音楽奏でていて流石だなーと思いました。初めて知ったんですがJapanese Waltzって曲があるんですね。もうちょっと色々聴いてみようと思います
- アーティスト: Chick Corea
- 出版社/メーカー: Polygram Records
- 発売日: 1990/10/25
- メディア: CD
- 購入: 4人 クリック: 13回
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そういえば来年の東京JAZZは5月頃に開催するらしい。誰が出るんでしょうねー
【The Birthday】Zepp Nagoya(2019.10.3)でチバユウスケがエロかった
はー、耳が痛い
バースデーの名古屋行ってきました。今回でこのバンドは2度目ですが、はっきり前回より良かったです。むっちゃ熱いライブだった
新作Vivian Killersのツアーだったのでアルバム曲が多めでしたが、生で聴いてみると全曲ライブ向き。特に"Dusty Boy, Dusty Girl"や"OH BABY!"は一瞬で世界観に引き込まれる良曲で、他のアルバム曲も全曲乗りやすい。かなりパンキッシュなアルバムだったからかも
またB面曲集のWatch Your Blindside 2がリリースされたタイミングでもあったためその辺の曲も多かったですが、これも良かった。正直歌モノとしては最新アルバム曲よりもメロディが良いものが多く、特に"ペーパームーン"や"WALTZ"はチバのめちゃくちゃ綺麗に通る、叫ぶような歌い方で泣きそうになった。Viciousも改めて良い曲だなと思ったし、PUFFYに提供したでおなじみ"誰かが"もシンガロングしたくなる良曲。でもあの曲、なんであんなアウト感ある不穏なギターのイントロなんでしょうか
さて、"DIABLO"と"POP CORN"だったか、途中チバがギター弾かない曲があったんですけど、シンガーとしての立ち振る舞いがあまりにカリスマすぎて格好良さが爆発してて、「正直ギター弾かない方が良くない...?」と思ってしまった。これがむっちゃくちゃセクシーなんだ。
そもそもこのバンド、やってる音楽の割に音がデカすぎる。ライブの中盤とかデカすぎて音の輪郭がぼんやりしてた。フジケンは一人でも分厚くて色彩豊かな音を出せるギタリストなので、どうせコードストロークだけして音量上げるくらいなら歌に徹しても良いのよ、と。
そうそう今回、「今年の夏はどうだった?...まだ夏か」とか「台風来なかったねぇ。俺らが吹き飛ばしちまった」とかちょいちょいどうでもいい二言三言のMCを挟んできて、なんか機嫌良さそうだったのもグッドでした。なんか終わりの方はずっとニコニコしてたし、調子良さそうでした(単に酔ってただけかもしれない)。
観客の煽りも結構やってくれたし、アンコールでマイクを通さず"くそったれの世界"を歌い出した時は鳥肌もんでした。
ちなみに今回アンコールは二回もあって、"なぜか今日は"や"READY STEADY GO"といった鉄板曲ばかり。前もそうだったけどアンコールの盛り上がりがものすごいバンドだなぁと思いました。
で、最後。実は最新アルバムの中でも楽しみにしてたDISKOって曲がありまして、めちゃくちゃパンクな曲ってこともらあるんですけど、冒頭の「このクソメタルババァがよ」ってところが面白すぎて生で聴きたかったんですね。「あー、今日はないのかー」と思ってたらなんと一番ラストがこの曲で、「ホンモノのクソメタルババァきたあ!!」とみんなキャッキャッと喜んでました。クソメタルババァ、すきすきチュッチュ
この曲はチバがギター無しで歌ってて、アンコールから着てきたツアーTシャツで顔の汗を拭って、お腹が見えた瞬間があったんですけど、その時私は思いました。
「エロい」と。
ぼくは男です。 おお神よ
純日本人の外国人風な歌がきつい
誰とは言わないんですけど、純日本人なのに「外国人が日本語で歌ってる」っぽい歌い方する人が苦手。すんんごい苦手。ああ苦手
特にR&B系の音楽やってる人に多いんですけど、例えば「僕の名を」っていう歌詞があったとすると、「ぼくのな、ウォ」みたいな発音になる。
「君が言うから」の「ら」は英語の"La"みたいな、舌先を上あごにつける方法で発音するし、「信じる」も同じやりかたで「ゥゥル」となる。LとRの発音区別してんじゃねぇぞ
「伝わるよ」の「よ」は「ぅぃよ」みたいに妙に間延びするし、
「会える」は「あぃぃぇぇル」になる。
クリス・ハートの方が日本語っぽい発音で歌ってんじゃないかと思う
「て」もおかしい。[t]の発音になっている。"take"を発音するときの「トゥェ」。これに近い。
そういう歌手の出身地を見ると、大分県とかだったりして、両親とも純日本人だったりする。きつい。
さっきも言ったとおり、R&B系とか、歌姫とか呼ばれてる歌手に多いイメージがある
あー苦手。
ということが言いたかっただけで特にこれ以上言うことがないので筆ウォ置こうトゥ思うぃょ
『進撃の巨人』本編とは全く関係ない「進撃の巨人無料フェア」の感想
進撃の巨人が28巻まで無料、29巻も100円で買えるセールをやってましたね。
「アニメは好きで見てたけど、途中で挫折した」というまさにターゲットど真ん中の逸材だった自分もご多分に漏れず、このビッグウェーブに乗りました。
フェア終了日に。
なんだかんだめんどくさくて先延ばしにしていたせいで、終了日の朝からKindleに怒涛の勢いでダウンロードし、合間を見つけては現実世界と巨人の蔓延る世界を行ったりきたり。アニメで見ていた箇所まではなんとかストーリーもわかるものの、それ以降はきちんと読み込まないとストーリーを追うのが難しい。パラダイムシフトみたいなものすごい変化が起こるので、ぼーっとしてると誰が敵で誰が味方かわからなくなる。
スマホをにらみつけ、必死の形相でフリックを続けながら、センター試験国語以来の集中力を発揮して速読に臨みます。
で、結局最終日の9月18日中に22巻くらいまで読みました。間に合わなかった、と無念の気持ちで就寝しましたが、翌日Kindleを見るとまだ読める。「19日以降は利用できない」と記載されてたんで不思議に思いつつも、19日中に28巻まで読み切ることができました。
面白かった…。
で、感想なんですけど、自分で「やりたい」と思ったことをこれほど無我夢中でやったのはえらく久しぶりのことに感じました。最近は漫画もアニメも音楽も積んでおいて後から観る・聴くのが普通になってしまい、ゲームに至ってはスマホゲー1つ以外は全くやらなくなりました。
どれもやれば楽しいのはわかってるのに、手を付けるのが遅くなる。小学生の時分は、買ったゲームをプレイもできないくせに帰りの車の中で開封してホクホクしていたというのに。かわいいな自分。
そんな現在の自分が、ただただ「楽しい」と一心不乱に行動できたことがなんとなくうれしかったのですが、おそらく期間限定で読めるってところが大きかったんだろうなあと思いました。多分期限がなければ読み出すのも読み進めるのもかなり遅れていたことが予想されます。
とはいえよく考えてみれば生涯で触れられる作品数にだって限界があるわけで、そういう意味ではあらゆる作品に期限がある、ということを思えば日々の娯楽にこそ全力投球するのが本来の姿勢なのではないかと、そんな高尚なことをその場で思ったわけではないですが、もうちょっと積極的に「楽しい」を追求できるよう工夫しようかなと。
...そんな感じで、期限がないと人は動かないけど、期限はいつだってあるんだろうなみたいな進撃の巨人と全く関係ない話です。
【THE AMAZONS】アマゾンズ、1st良かったけど日本で跳ねるか?
ロキノンなどでちょこちょこ見かけてたイギリスはレディング期待の新星THE AMAZONSのファーストアルバムを聴きました。タワレコでたたき売りされてた。
とりあえず一聴してみましたが、「ギターロック好きなら嫌いなわけない」みたいなサウンドで、一番近いなと思ったのが"Catfish And The Bottlemen"。ストレートなロックサウンドなんですが、空間的な広がりを感じる音作り。「疾走感よりスケール感を取ったキャットフィッシュ」といった感じでなかなかナイスでした。
という感じなんですけど、日本受けするかというとどうだろう?という印象。というのも、このスケール感を出すためにメロディは割と落ち着いている感じで、やたらちょこちょこ上昇・下降することがなく、「歌謡曲っぽさ」がキャットフィッシュより少なめ。歌謡曲志向の日本だとどうだろうか?
このスケール感重視の曲調を生み出すもの、自分の中で勝手に「U2遺伝子」と呼んでいるんですが、U2遺伝子を多分に含むバンドほど日本では受けにくいという持論がありまして、かつてのキングス・オブ・レオンなんかが日本でいまいち跳ねなかったのもこれが原因だと踏んでいます。
とはいえ曲自体は間違いなくポップでかつかなり重厚なロックサウンドを持つので、個人的な好感度は高めでした。ハードロックの血も色濃く引いていて、3曲目の"In My Mind"はここ最近で聴いたリフの中でもトップクラスにかっこいい出来。
"ULTRAVIOLET"は日本人も好きそうな爽やか良メロの曲。
MV見ても世界観も結構出来上がってるし、いいバンドだなーと素直に思う次第。ちょっといい感じにできあがりすぎてて尖ったとこがあんまない気もしましたが。
とまあそんな感じで、トータルでは好きだけど日本でどれだけいくかなー、といった感じでした。負けるなUK勢。
【BUMP OF CHICKEN】京セラドーム9月11日(1日目)MCとかレポとか
ここ数年、幸運なことにBUMPのツアーは毎回チケットが取れてまして、今回が3回目のライブになります。当然のように家から近い場所での公演ははずれ、大阪は京セラドームの1日目に当選。そのショートレポです。
■ライブ全体の感想
さて、最近のバンプのライブはすごい。何がすごいかって、演出がすごい。映像の使い方やPIXMOB↓という光るブレスレットによる視覚的な効果がものすごい。
だだっ広いドームで観客全員の腕が変幻自在の色に光るだけで壮観だし、それが曲の展開にきっちり合わせて操作されるうえ、ステージで流れる映像も一級品。曲の雰囲気がすっと入ってくるような絶妙な映像が流れてくるため、簡単に心を持ってかれる。
多分あれ、ただCD音源流してるだけで本人たちいなくてもある程度楽しいと思う。それくらい演出の効果がすさまじい。
例えばちょっと関心したのが(勘違いだったら恥ずかしいですが)、Butterflyという曲に「光らなくなった靴の事」っていう歌詞があるんですけど、歌詞に合わせてふっとPIXMOBの光が消えるんですよ。本当に「光らなくなった」わけです。で、サビの手前からまたチラチラ光りだして、サビに入ると完全にネオン街。おっくせんまん!
Butterflyのサビは聴いてもらうとわかるとおり、イントロと同じエレクトロのリフが流れ続けるわけですが、完全に曲と視覚情報が一致して、もんのっすごい相乗効果になるわけです。ちょうたのしい。
終始こんな調子でキラキラ光って感傷的な気分が持続するステージが約2時間。今だったらケータイ小説でも泣けんじゃねえかみたいな感じです。
まあ、昔からのファンからすればあまり好ましくない変化かもしれません。「ロックバンドってのは生音一本で勝負するもんだ…!」みたいな硬派な意見もわかる。というか筆者はローファイ系出身で、例えばThe Cribsのとっ散らかったライブが好きだったりします。バンプ以外だと日本のバンドで好きなのはミッシェル。超硬派。
が、そのうえで、今のバンプはこれがいい。ドーム級の会場で、どうすれば観客に楽曲の良さが届くのか。それを突き詰めた結果、こういう形に落ち着いたというのがわかるからです。そもそも、演出負けしないだけの一級品な楽曲があるからこそ成り立つものなので、そのへんのバンドがやってもうまくはまらないと思います。
■セットリスト
基本的には最新アルバム「aurora arc」の曲+既存の定番曲といった感じでした。その点、Ever Lasting Lieやpinkieが演奏された前回のPATHFINDERツアーに比べて驚きは少なかったです。
・Aurora
一曲目。同行者と一曲目当てクイズしてたんですが、どちらも外した。ディレイがかかったイントロのギターから、始まる感があってよかった。
・虹を待つ人
みんなで歌うやつ。ライブでは当たり前に楽しい。
・天体観測
当然のように盛り上がる定番曲といった感じだった。
・月虹
原曲と違ってイントロもエレキで演奏されていた。「あなたひとりの呼吸のせいで」で感極まりそうになるくらい熱い曲だったが、演出でボウッと炎がでてきて物理的にも熱かった。
少々古めの曲ではあるが、むしろ今みたいな演出にすごく合う曲。会場がそもそもプラネタリウム感があって非常にエモかった。
・Butterfly
エレクトロBUMPのアンセムの一つ。先述の通り視覚・聴覚両方にキラキラ感があって最高にフィールグッド。ちなみにアウトロは2016年の"BFLY"ツアーDVDでも聴けるかなり長いアレンジになっていて、途中でマイナーっぽく転調してメジャーにもどってくるところのカタルシスがとんでもない。「あれ、もうライブ終わる?」みたいな盛り上がりがここまでに何度も出てきてビビる。
・記念撮影
実はコード4つのみで構成されたシンプルな楽曲。ライブだとエレクトロとベースが合わさったズゥゥン…という音圧が意外に生生しくてエモさが増す。藤くんが高まりすぎて若干音を外したところもエモさに拍車をかけただけであった。イントロリフを弾いてみたいが耳コピが面倒なので早くスコアを出してほしい
・話がしたいよ
COSMONAUTO期を彷彿とさせる優しい楽曲で、この日初めてシンプルなバンド演奏を聴いた気がする。
・ダイヤモンド
ステージと反対側の小さな島に移動してからの演奏。オリジナルのころのちょっと荒っぽい声も好きだが、今の丁寧で優しい歌い方だと歌詞の真意がすっと入ってきてナイス。
・リボン
「僕らを結ぶリボンはほどけないわけじゃない 結んできたんだ」とかあの仲良しMCの後で言われるとより、こう、来るわ…バンド自身を曲の物語に落とし込んで泣かせに来やがる憎い連中め
・望遠のマーチ
「あ、これライブで盛り上がるように書いたな」と思ったが、まんまと盛り上がってしまった。ちなみに今流行りの歌詞がモニターに出てくるタイプの演出だったのですが、「羽は折れないぜ 元々ついてもいないぜ」のところとか特にamazarashi感があった。「絶望ーー!!」ってこんな楽しく歌うことあります?
・アリア
ステンドグラスの映像が映し出されてたんですがこれの精緻さがすごくて、なんかでかい教会に来た時のような神聖さを感じた。
・Spica
ライブで化けたなぁという印象。巨大な古木にきらきら光がちりばめられた映像が映し出されていて、それが今まで見えてなかった曲の側面をみせてくれた感じがする。ピコピコした音と、ベースの生っぽい音が合わさってとてもよかった。エレクトロサウンドとバンドサウンドが理想的に融合した曲だと感じた
・ray
エレクトロバンプサウンドのアンセム。メロディからなにからドームでやるべき曲だわ…という感じ。
・新世界
MV?のアニメがものすごく手が込んでいたが、「なんか君の名は。に触発されたんかな…?」みたいな印象だった。最初に聴いたときは「どうしちゃったんだ藤くん」と思ったが「もう一度眠ったら起きられないかも もう一度起きたら君がいないかも」というところを含めて聴くと、これまでと伝えようとしてたところは同じだなあと感じる
・supernova
これもド定番。Hey Judeでnanana~するのと同じ感覚になりつつある
・流れ星の正体
音源を聴いた時も静かな入りから徐々に盛り上がりを見せる曲展開が見事だと思ったけど、ドームの広い空間と音響で聴くとこれがまた曲のイメージを引き立てててとてもナイスだった。最後の曲の盛り上がりがすごくて、観客が拍手するタイミングを見失っていたのが印象的。
◇アンコール
・リトルブレイバー
かなり予定調和的なセトリが続いていたためここで最初期の曲を持ってきたのがビビった。1stの中でも好きな曲だったけれど、今の状態のバンドの演奏を聴けてナイスだった
・メーデー
とても爽快なラストとなった。ワクワクする曲で、確かにラストにふさわしいけどオープニング感も多分にあるので今からもう一回最初からやってくんねえかなと思った
■MCについて
今回、MCものすごいリラックスしてた。ヒロ君以外。
CHAMAがひたすら楽しそうで何よりだった。覚えてる分は以下の通りですが、細かい言葉遣いは全然実際と違うと思います、ご寛恕を請う
(特記事項がない限りはCHAMAのMC)
・みんな、僕たちのニューアルバム、aurora arc聴いてくれた人ーー?いち、にー、さん、しー、ご…ちなみにこれ(会場)何人いるんですか?知ってる人、言ってみて―。4万5千?5万?はい、3万5千はいりました。…で、スタッフさん、正解は?…知らないのかよ
・ギター、増川弘明!一番背が高い!イケメン!…おいコマネチすんなよ!イケメンて言われて恥ずかしいからってコマネチすんなよ!
・ドラム、升秀夫!…うーん、特に言うことないな
・藤くん、マイクの下に汗の水溜りができています
・俺の母ちゃん(?)大阪出身!フゥーーー!⤴
・俺、昔親戚からなんて呼ばれてたと思う?言ってみて、イヤモニで聞こえるから。正解出るまで聞いてるから。
→(藤くんがぼそっと「よっち、よっち」)
→(観客)「よっちーーー!」
→「そう、よっち。なんでわかったの?よっち。可愛い?そう、おれ可愛いの。」
・俺たちがどれだけお前らに会いたかったか、どれだけ会えてうれしいのか絶対お前らにはわからないであろう。
・フーディーめっちゃ余ってるってさっき聴いた。だってこないだまでの天気だと秋だって思うじゃん?ね?
・ベアブリック、めちゃくちゃ余ってるんだって。いや、「買ったよー」とかじゃなくて、まじでこの後物販行って
・物販の一番の書き入れ時に大雨が降ったらしいです。みんなこれ、ライブ終わったら物販言って!
・こんなに物販について長々と話す金髪いないと思う。日本一物販について語ってる金髪だと思う
・今日、なかなか曲始まらないって思ったでしょ。でもやめない。まだしゃべる。
・みんなで、いくよ。「ヴェルディ※ーーーー!」「ヴェールディーーー!!」※物販でコラボしたグッズのデザイナー。
うん、これで届いたと思う。あいつ忙しすぎて全然日本来ねえから。今のでサンフランシスコ(?)まで届いたと思う。(「ミキティー!」みたいなノリだなと思いました。全然関係ないですがこの公演の翌日、庄司さんと村上ショージさんが並んで喫茶店に入っていったのを見かけた。)
・(機材とかが置いてある場所に藤君が移動していたのを見て)え?藤くん、それどこにいんの?そんなとこ行けんの?っていうか、危ないでしょっ。そこ、火とか出るとこなんだから!
→(藤くん、ぴょんぴょん機材を飛び越えて戻ってきて)【藤】いや、行けたね。やっぱりいくつになっても工夫が大事なんだよ。
・【藤】まじで、しゃべることがない。
・【藤】(後方のステージに移動してからのMC)俺たち3人は、あの前の出っ張ってるところまででしゃばってこられるんだけど、秀ちゃんだけは動くわけにはいかないわけですよ。なので、こっち(島)の方には秀ちゃんもいっしょに来てもらって。ここでは、秀ちゃんと俺たち3人の、合計4人で演奏して…【CHAMA】「俺たち4人で」でいいじゃん...?
・【藤】もういいよ、やっぱお前(CHAMA)喋れよ。
(藤くん終演後、一人残ってMC)
・【藤】さっき古い曲をやりました。リトルブレイバーっていう曲なんですけど、あれを書いたのは10代のときで、17歳とか18歳のころでした。最初のうちは、東京(下北沢?)の方でライブしてたんですけど、「どうやら関西の方でも俺たちの音楽を聴いてくれている人がいるらしい」って耳にして、もしそういう人がいるんなら、たとえ客が10人でも5人でも、そういう人のもとに音楽を届けに行こうっていって大阪までいったんですよ。みんな運転できないから運転できる友達にハイエース出してもらってね。それが俺が最初に大阪に来たときのこと。
今回、3年半かけてずっと作ってきたアルバムが完成しました。最初は4人はおろか、俺一人でスタジオの中で作っていたものだったんですけど。でも、リトルブレイバ―を作ってた頃と明確に違うのは、今はありがたいことに「こうしてスタジオの中で一人で作ってる曲も、みんなが受け止めてくれるんだろうな」って思いながら作れること。今回実際にアルバムがリリースされて、それにみんなもリアクションしてくれて。みんなのもとに届いたんだなってことが今日の反応で伝わってきました。今日は本当にどうもありがとう。
・【藤】今日は帰ったら風呂入ってあったかあったかして寝ろよ。あったかあったかだぞ。なめんなよ、風邪引くからな!
(「あったかあったか」って言葉がなんかおもしろかった)
と、まあこんな感じで、BUMP大阪1日目のレポでした。思い出したことをそのまま書きなぐったので雑な文章になりました。さーせん
さて、残りのツアーは全く抽選に引っかからなかったので行かれる方が楽しんできてください。
来年か再来年は新旧織り交ぜたセトリのライブが見たいなあと思う次第。生で「ギルド」を聴くその日まで。では。
BUMPのアルバム、朝に聴く?夕方に聴く?それとも夜?
BUMP OF CHICKENのアルバムを、フィーリングのみを道しるべに完全な独断で朝型アルバム、夕方アルバム、夜アルバムに分類した。だから何と言われても困る。
■朝型アルバム
・LIVING DEAD
- アーティスト: BUMP OF CHICKEN,藤原基央
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 2004/04/28
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かなり迷ったが "グングニル"の「始まる感」のため、強いて言うなら朝のアルバムに該当すると結論づけた。"続・くだらない歌"や"K"、"Everlasting Lie"など、朝にしては重すぎるとの抗議が脳内で飛び交ったが無視する。
・jupiter
- アーティスト: BUMP OF CHICKEN,Motoo Fujiwara,Hiroaki Masukawa
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 2002/02/20
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"天体観測"を除けば結構朝っぽさあるアルバムだと思う。"ベンチとコーヒー"とか特に。
・aurora arc
朝というより明け方ごろの、ラジオ体操のジジイすら起きてない時間帯くらいの澄んだ空気の下で聴きたい。一番分類が難しかった
■夕方アルバム
- アーティスト: BUMP OF CHICKEN,藤原基央
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 2004/04/28
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次作のアルバムでは"Everlasting Lie"みたいな老成した曲を書いてしまう藤原基央だが、この1stアルバムでは相応に若くて、その若さがなんだかノスタルジックに響く。ノスタルジックといえば夕方である。あと"くだらない歌"を筆頭に実は結構音作りが分厚いんだけど、分厚い音って夕方っぽい哀愁出せる気がする。オアシスの"Definitely Maybe"に近い感覚。若さはな、戻らないのじゃ
- アーティスト: BUMP OF CHICKEN,藤原基央
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 2004/08/25
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これは迷わず夕方アルバム。"embrace"、"太陽"、"fire sign"、"ロストマン"とかもうどう考えても夕方。どう考えてもは言いすぎました
このアルバムに多いけど、ピックアップをリアにしてちょっとディレイを効かせると最強に夕方感が出る気がする。
・ray
ここからエレクトロサウンドを大々的に取り入れ始めたとは言え、実はギターの音色は結構バンドサウンドらしさが残っている。なぜかはわからんけどその音がまだ日の出ている頃合い、つまり夕方の音楽という感じがする。
■夜型アルバム
・orbital period
- アーティスト: BUMP OF CHICKEN
- 出版社/メーカー: TOY'S FACTORY Inc.(VAP)(M)
- 発売日: 2007/12/19
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名曲"BELIEVE"を含むバリエーション豊かな楽曲群が並ぶが、色彩豊かな音色が夜闇に煌めく光を思わせるため夜型とする。自分でもいまいち言ってる意味はわからない
・COSMONAUT
- アーティスト: BUMP OF CHICKEN
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 2010/12/15
- メディア: CD
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途中("HAPPY"あたり)まで結構夕方感があるが、"66号線"からの展開がどんどん夜が深くなってく感じでとても良き。宇宙がコンセプトっぽいし文句なしに夜。
・Butterflies
完全夜型アルバム。全曲夜に合う。Butterfliesのディレイのかかったギターサウンドなど、空間系の音作りは夜っぽさが出る気がする
◆総評
ジャケットデザインに引っ張られすぎた気がするが、なんとなくしっくりくる分類となった。しっくり来たから何ということはない。自己満足である。
とはいえなんとなく発見だったのが、
朝っぽさ…澄んでいてクリアな音
夕方っぽさ…厚みのある音やリアピックアップのちょっとザラザラした感触
夜っぽさ…空間系で広がりを感じる、フロントピックアップ&キラキラしたエフェクト
あたりがそれぞれの印象に寄与している気がすること。
勢いで書ききったため、非常に謎な記事となった。オチはない