南極猿手帖

だいたい音楽の話(邦:洋=2:8くらい)をしている人です。ライブに月1~3回くらい行ってます。

【The Birthday】Zepp Nagoya(2019.10.3)でチバユウスケがエロかった

はー、耳が痛い

 

バースデーの名古屋行ってきました。今回でこのバンドは2度目ですが、はっきり前回より良かったです。むっちゃ熱いライブだった

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新作Vivian Killersのツアーだったのでアルバム曲が多めでしたが、生で聴いてみると全曲ライブ向き。特に"Dusty Boy, Dusty Girl"や"OH BABY!"は一瞬で世界観に引き込まれる良曲で、他のアルバム曲も全曲乗りやすい。かなりパンキッシュなアルバムだったからかも

 

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またB面曲集のWatch Your Blindside 2がリリースされたタイミングでもあったためその辺の曲も多かったですが、これも良かった。正直歌モノとしては最新アルバム曲よりもメロディが良いものが多く、特に"ペーパームーン"や"WALTZ"はチバのめちゃくちゃ綺麗に通る、叫ぶような歌い方で泣きそうになった。Viciousも改めて良い曲だなと思ったし、PUFFYに提供したでおなじみ"誰かが"もシンガロングしたくなる良曲。でもあの曲、なんであんなアウト感ある不穏なギターのイントロなんでしょうか

 WATCH YOUR BLINDSIDE 2

 

WATCH YOUR BLINDSIDE 2

 

 

 

 

さて、"DIABLO"と"POP CORN"だったか、途中チバがギター弾かない曲があったんですけど、シンガーとしての立ち振る舞いがあまりにカリスマすぎて格好良さが爆発してて、「正直ギター弾かない方が良くない...?」と思ってしまった。これがむっちゃくちゃセクシーなんだ。

そもそもこのバンド、やってる音楽の割に音がデカすぎる。ライブの中盤とかデカすぎて音の輪郭がぼんやりしてた。フジケンは一人でも分厚くて色彩豊かな音を出せるギタリストなので、どうせコードストロークだけして音量上げるくらいなら歌に徹しても良いのよ、と。

 

 

そうそう今回、「今年の夏はどうだった?...まだ夏か」とか「台風来なかったねぇ。俺らが吹き飛ばしちまった」とかちょいちょいどうでもいい二言三言のMCを挟んできて、なんか機嫌良さそうだったのもグッドでした。なんか終わりの方はずっとニコニコしてたし、調子良さそうでした(単に酔ってただけかもしれない)。

観客の煽りも結構やってくれたし、アンコールでマイクを通さず"くそったれの世界"を歌い出した時は鳥肌もんでした。

 

 

ちなみに今回アンコールは二回もあって、"なぜか今日は"や"READY STEADY GO"といった鉄板曲ばかり。前もそうだったけどアンコールの盛り上がりがものすごいバンドだなぁと思いました。

 

で、最後。実は最新アルバムの中でも楽しみにしてたDISKOって曲がありまして、めちゃくちゃパンクな曲ってこともらあるんですけど、冒頭の「このクソメタルババァがよ」ってところが面白すぎて生で聴きたかったんですね。「あー、今日はないのかー」と思ってたらなんと一番ラストがこの曲で、「ホンモノのクソメタルババァきたあ!!」とみんなキャッキャッと喜んでました。クソメタルババァ、すきすきチュッチュ

この曲はチバがギター無しで歌ってて、アンコールから着てきたツアーTシャツで顔の汗を拭って、お腹が見えた瞬間があったんですけど、その時私は思いました。

 

「エロい」と。

 

ぼくは男です。 おお神よ