結局、今の洋楽バンドは何聴けばええねんという問いに対する個人的なベタ回答
自分は世代的には00年代がドンピシャなので、10年代以降のバンドは有名でもちゃんと追えていなかったりするわけですが、このブログを除いてくれる3人くらいの人に向けて、「結局今のバンド何聴いたらええねん」という話をしようかなと思います。
■THE1975
今一番ノリに乗ってるバンド。めちゃくちゃポップだった1stから一転、最新作"A Brief Inquiry Into Online Relationships"は「現代のOKコンピューター」なんて言われる実験的な内容で、評論家筋から絶賛。サマソニなどのフェスで日本においても着実に人気を得ているので今後もっと大きくなること必至。
代表曲"Chocolate"(1st収録)はめちゃくちゃ聴きやすいポップな曲なんでまずはここから。
The 1975 - Chocolate (Official Music Video)
■Greta Van Fleet
個人的に一番聴いてほしいバンドで、ミュージシャン筋からも絶賛の嵐。なんといってもレッド・ツェッペリン直系のサウンド、ロバート・プラントそっくりのボーカルが特徴。つい最近成人したばかりなのに完成されたサウンドがとんでもない。ぜひ今のティーンエイジャーにはこのバンドにハマって、「どうやらレッド・ツェッペリンとかいう伝説的バンドの影響を受けてるらしい」というところからロックのルーツに遡り音楽オタクへの道を邁進してほしい。
- アーティスト: グレタ・ヴァン・フリート,ジョシュア・マイケル・キスズカ,ジャコブ・トーマス・キスズカ,サミュエル・フランシス・キスズカ,ダニエル・ロバート・ワグナー
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Greta Van Fleet - When The Curtain Falls
■The Struts
グラム・ロックからの影響が顕著なバンド。曲調もポップで聴きやすく、なんといってもボーカルのルーク・スピラーがフレディ・マーキュリーの声に似ていて華もある。久しぶりにコテコテのロックスター感があって、その振り切った感じが気持ちいい。すき。ジャケットデザインがいいかんじにダサい。
The Struts - Could Have Been Me (Official Music Video)
■Tame Impala
イギリスではすでにヘッドライナー級のバンド。アークティック・モンキーズのアレックス・ターナーも天才と賞賛している。現代版サイケデリックロックで、思いのほか聴きづらく、こういう音楽が現代で売れてる現象はなかなかに珍しい。
Tame Impala The Less I Know The Better (no intro) Optional Subs
■Temples
この中では一番地味かもしれない。と言いつつこの中で個人的に一番好きなバンド。先のテーム・インパラと同系統ともいえるサイケ系ロックだが、こちらは影響源である60年代音楽がほとんどそのまま鳴らされているような感じ。でもイギリスらしい聴きやすさもある。前に父に聞かせたら普通に60年代音楽だと思われた。最近3rdアルバムが発売されたのでみんな買え。ライブは思ったより爆音だから注意してください
↓1stアルバムは隙のない最高の作品。
■The Lemon Twigs
イギリスの風変りな兄弟によるバンド。60年代~70年代のテイストがかなり強く、サイケとポップさを併せ持つ。最初はレトロな手触りばかりが目につくが、転調しまくりのトンデモな曲展開はプログレっぽくもあるかもしれない。音源は現代のバンドと比べると地味に聴こえるかもしれないが、ライブはド級に熱いので機会があったら絶対行くべき。
https://aognotes.hatenablog.jp/entry/2018/11/29/184004
Do Hollywood +6 [帯解説・歌詞対訳 / 豪華新装盤 / 国内盤] (CAD3650CDJP3)
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あと個人的に注目してるのは、ブラック・ミディ、アイドルズ、アマゾンズあたりですが、今日はまあこんなもんで。